● 大形・おおかた
だいたい

● 武士の思ふ心をはかるに
武士の心で思っていることを推し量るに → 武士の武士たるゆえんを考えてみるに

● 只死ぬるという道を嗜む事
いつでも死ぬ覚悟ができている → いつでも死ぬ覚悟ができているから武士である

● 覚ゆるほどの儀也
考えられている → 一般に考えられている

● 死する道
死ぬ覚悟

● 斗・ばかり

● 出家・しゅっけ
僧侶

● 思い切る・おもいきる
決心する

● 差別なき・しゃべつなき
変わりがない)

● 人にすぐるる所
人に勝つ事

● 本・もと
根本

● 一身の切合・いっしんのきりあい
一身=一人との、一身の切合=一対一の斬り合い

● 身をたてんと
立身出世しようと

● 徳を以てなり・とくをもってなり(功徳である)