有間皇子・ありまのみこ
有間皇子は、後に孝徳天皇となる軽皇子の皇子で、軽皇子が妃と有馬温泉に滞在中に生まれました。

傷みて・いたみて
心を傷めて、悲しんで

盤代・いわしろ
今の和歌山県みなべ町

浜松が枝を引く結び・はままつがえをひきむすび
浜松=浜辺の松 二つの松の枝を引っ張って丸い形に結びつけて再び元の場所に還ることを祈るおまじない。出発地に無事に帰ることを祈る当時の旅のおまじないです。

真幸く・まさきく
「真」は接頭語、「幸く」=幸いである

還り見む・かえりみん
帰って来て見よう