天平五年・てんぴょうごねん
西暦733年・聖武天皇の御世

元興寺・がんごうじ
蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺が遷都に伴い飛鳥から平城京に移転され元興寺となりました。奈良時代には南都七大寺の一つに数えられ、東大寺、興福寺と並ぶ大寺院で、法相、三輪の道場として多くの学僧が学んでいました。しかし11世紀以後徐々に勢力が衰え、室町時代に火災で多くの建物を焼失して後は、寺院が分裂し、東大寺や西大寺の末寺となりました。

白珠・しらたま
真珠