● 死りし・みまかりし
● 泣血哀慟・きょうけつあいどう
血の涙が出るほど泣く。
● 天飛ぶや・あまとぶや
「軽」にかかる枕詞 天を飛ぶ雁にかかる枕詞だが、転じて「軽」にもかかる。
● 軽の路・かるのみち
軽の地
● 吾妹子・わぎもこ
私の妻
● ねもころに
よくよく、ねんごろに
● やまず
絶えず
● まねく
絶え間がない、頻繁に
● 狭根葛・さねかずら
常緑蔓性の灌木でつるが別れて延びていった先でまた合う。「会う・逢う」の枕詞
● 大船・おおふね
大船を頼りにするところから「たのむ」にかかる枕詞
● 思ひ憑みて・おもいたのみて
思い頼んで
● 玉かぎる・たまかぎる
「磐垣淵」にかかる枕詞 かかり方はわかりません。
● 磐垣淵・いわがきふち
岩が垣のようにめぐっている淵
● 隠りのみ・こもりのみ
隠れるように
● 沖つ藻・おきつも
海の沖に生えている藻。「なびく」の枕詞)
● 靡きし・なびきし
私になびいた。私に従った。
● 黄葉・もみじば
「過ぎ」の枕詞
二頁
● 過ぎて去にきと・すぎていにきと
「過ぎ」は「死ぬ」の意味。死んでしまったと。
● 玉梓の・たまずさの
手紙を運ぶ使者は梓の枝を持って、これに手紙を結び付けていたことから「使」にかかる枕詞
● 梓弓・あずさゆみ
射ると音が出るところから「音」にかかる枕詞
● おと
声、話し
● 言はむすべ・いはむすべ
なんと言っていいか
● せむすべ
どうしたらよいか
● 千重の一重・ちえのひとえ
千分の一
● 情・こころ
心
● 玉襷 ・たまだすき
「畝」にかかる枕詞
● 畝傍の山に 鳴く鳥の ・うねびのやまに なくとりの
次に続く「声」の序詞
● 玉鉾 ・たまぼこ
「道」にかかる枕詞
● すべをなみ
すべき方法がないので、しかたなく