2019年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年2月19日 DCP 大伴旅人 験なき物を思わずは〈巻三・三三八〉 大伴旅人 酒を讃むる歌 人と飲むではなしに、一人手酌で濁った酒を飲むのです。濁った酒の色は、旅人の心をそのまま写しとったかのようにどんよりとした暗さを醸し出しています。この歌には旅人の深い孤独と沈痛の思いが言霊となって宿っています。 この解説サ […]
2019年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年2月19日 DCP 大伴旅人 あな醜く賢しらすをすと〈巻三・三四四〉大伴旅人酒を讃むる歌 太宰府で旅人が主催する酒宴の席では多くの歌が詠まれました。この歌も酒を飲んでいればこそ作れた歌です。滑稽を狙って酔いにまかせて作った歌でありながらも、公人としての旅人自身の強い責任感と緊張感があればこそ作り得た会心の一作 […]
2019年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年2月19日 DCP 大伴旅人 我妹子が見し鞆之浦の室の木は〈巻三・四四六〉大伴旅人 太宰府の長官として家族を伴って九州太宰府に赴任していた大伴旅人が、大納言に昇進して都へ帰る途中に鞆の浦で詠んだ歌です。 この解説サイトは電子書籍にリンクが貼られていますが、電子書籍をダウンロードせずに読まれる方(主にスマ […]
2019年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年2月20日 DCP 大伴旅人 天平二年正月十三日に〈巻五〉 梅花の歌三十二首并せて序 元号「令和」が出典された万葉集卷五「梅花の歌三十二首并せて序」漢文で書かれた序の書き下し文です。「令和」は「初春令月、気淑風和・初春の令月にして、気淑く風和ぎ(初春の何をするにもよい頃で、大気は澄み渡り風は穏やかで)」か […]
2019年9月28日 / 最終更新日時 : 2023年2月20日 DCP 大伴旅人 わが園に梅の花散る〈巻五・八二二〉大伴旅人 梅花の宴で詠まれた梅花の歌です。詞書に主人とあるのは、この歌を詠んだ人物が宴の主催者である大伴旅人であることを示しています。 この解説サイトは電子書籍にリンクが貼られていますが、電子書籍をダウンロードせずに読まれる方(主 […]