2024年2月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月28日 ah111d5jmc 読書論 「読書遍歴」・三木清「読書と人生」より 三木清についてご存知ない方は、以下の文章を読む前に Wikipedia の「三木清」 で、その人物を知っておいてください。三木清の著作では「読書と人生」・「哲学ノート」・「人生論ノート」の三つが文庫本で出版されていますが […]
2024年2月20日 / 最終更新日時 : 2024年9月21日 ah111d5jmc 読書論 「如何に読書すべきか・その一」 三木清著「読書と人生」より 賢者はただ一冊の本の人間を恐れる。 古典を読むことで、人は書物の良否に対する鑑識眼を養うことができる。
2024年2月20日 / 最終更新日時 : 2024年2月20日 ah111d5jmc 読書論 「如何に読書すべきか・その二」 三木清著「読書と人生」より 原典は常に最も信頼し得る書物である。 読書において、人は自主的、発見的でなければならない。
2024年2月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月21日 ah111d5jmc 読書論 「如何に読書すべきか・その三」 三木清著「読書と人生」より 正しく読むためには緩やかに読まねばならない。決して急いではならない。 緩やかに読むということは、本質的に繰り返して読むということである
2024年2月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月21日 ah111d5jmc 読書論 「如何に読書すべきか・その四」 三木清著「読書と人生」より 繰り返して読むことは、細部を味わうため、発見的であるために必要である。
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2023年11月16日 ah111d5jmc 論語 君子は豹変し、庖厨を遠ざけ、危に近寄らず。 君子とは 論語など中国の古典にしばしば登場する君子は、道徳と教養を兼ね備えた紳士の意味に解釈されることが多いのですが、もともと君子とは、一般民衆より上位の立場にあり国政にたずさわる高位・高官の貴族を指す言葉でした。そうし […]
2023年11月25日 / 最終更新日時 : 2024年8月11日 ah111d5jmc 古典を読む 夏目漱石の「君子論」・「才子」と「君子」 夏目漱石が作家となる前、旧制松山中学の英語教師だった時の文章です。 下の画像をクリック又はタップすると朗読音声が流れます。 教師に叱られたからといって、自分の値打ち(人間的価値)が下がったなどと思う必要はない。逆に褒めら […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年11月21日 ah111d5jmc 風姿花伝 花を伝える書「風姿花伝」・ 世阿弥の文章の魅力 花を伝える書「風姿花伝」 世阿弥は言葉使いの天才で、舞台上で咲く様々な芸の魅力、役者が観客に与える感動を「花」と表現しました。それらは「時分の花」「声の花」「幽玄の花」「まことの花」「年々去来の花」「秘する花」「因果の花 […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2023年12月4日 ah111d5jmc 万葉集 山部赤人と賀茂真淵が仰ぎ見た霊峰富士 奈良時代の歌人山部赤人と江戸時代の国学者賀茂真淵の二人は約千年の時代を隔てています。千年の時を隔てた二人は、ともに万葉集と富士で強く結びついています。 奈良時代の歌人山部赤人は、長歌・短歌合わせて五十首が万葉集に収められ […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 ah111d5jmc 名文電子読本 「大事は狂気のなせるわざ」山本常朝「葉隠」・「指導者は半狂人の中から現れる」ル・ボン「群衆心理」 「葉隠」は名文電子読本で内容が紹介されています。 下の画像をクリック又はタップすると朗読音声がながれます。 武士道のバイブル「葉隠」は次のようにいいます。 正気(正常な意識)では大事(大きな仕事)は成し遂げられない。狂気 […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2023年11月19日 ah111d5jmc 銀河鉄道の夜 物語の続きを書き加えました。 宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」を未完成のまま後世に託しました。 デジタルブック「銀河鉄道の夜」には「物語の続き」が書き加えられています 「命のつながりを感じ取る」そんなデジタルブックに仕上げています。 宇宙に存在するあらゆる […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年5月28日 ah111d5jmc 古典を読む 「日本の古典や中国の古典は、音読すると行間の響きが伝わってきます。」司馬遼太郎 過酷な戦争下、動員先の工場で、最前線や特攻基地の片隅で、ひそかに忍ばせた一冊が、教室から駆り出された学徒たちにより寸暇を盗んでむさぼり読まれた。(戦地では書物を持っていること自体が厳罰の対象で、許されるのは、万葉集・葉隠 […]