現在次の電子古典読書会を開催しています。 ● 電子古典読書会 論語（無料） 古典中の古典「論語」は、日本の政治・社会・文化に大きな影響を及ぼしてきた、又今でも及ぼしている偉大な古典です。しかし、論語という書名は知っていて […]

電子古典読書会 風姿花伝は、テキストとして電子書籍 風姿花伝を使用します。読書会に参加される方は、必ず事前に電子書籍 風姿花伝 をダウンロードしてください。 電子書籍 風姿花伝のダウンロードサイトアクセスするには、トップ […]

三木清についてご存知ない方は、以下の文章を読む前に Wikipedia の「三木清」 で、その人物を知っておいてください。三木清の著作では「読書と人生」・「哲学ノート」・「人生論ノート」の三つが文庫本で出版されていますが […]

賢者はただ一冊の本の人間を恐れる。 古典を読むことで、人は書物の良否に対する鑑識眼を養うことができる。

原典は常に最も信頼し得る書物である。 読書において、人は自主的、発見的でなければならない。

正しく読むためには緩やかに読まねばならない。決して急いではならない。 緩やかに読むということは、本質的に繰り返して読むということである

繰り返して読むことは、細部を味わうため、発見的であるために必要である。

君子とは 論語など中国の古典にしばしば登場する君子は、道徳と教養を兼ね備えた紳士の意味に解釈されることが多いのですが、もともと君子とは、一般民衆より上位の立場にあり国政にたずさわる高位・高官の貴族を指す言葉でした。そうし […]

夏目漱石が作家となる前、旧制松山中学の英語教師だった時の文章です。 下の画像をクリック又はタップすると朗読音声が流れます。 教師に叱られたからといって、自分の値打ち（人間的価値）が下がったなどと思う必要はない。逆に褒めら […]

花を伝える書「風姿花伝」 世阿弥は言葉使いの天才で、舞台上で咲く様々な芸の魅力、役者が観客に与える感動を「花」と表現しました。それらは「時分の花」「声の花」「幽玄の花」「まことの花」「年々去来の花」「秘する花」「因果の花 […]

奈良時代の歌人山部赤人と江戸時代の国学者賀茂真淵の二人は約千年の時代を隔てています。千年の時を隔てた二人は、ともに万葉集と富士で強く結びついています。 奈良時代の歌人山部赤人は、長歌・短歌合わせて五十首が万葉集に収められ […]

「葉隠」は名文電子読本で内容が紹介されています。 下の画像をクリック又はタップすると朗読音声がながれます。 武士道のバイブル「葉隠」は次のようにいいます。 正気（正常な意識）では大事（大きな仕事）は成し遂げられない。狂気 […]

宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」を未完成のまま後世に託しました。 デジタルブック「銀河鉄道の夜」には「物語の続き」が書き加えられています 「命のつながりを感じ取る」そんなデジタルブックに仕上げています。 宇宙に存在するあらゆる […]

過酷な戦争下、動員先の工場で、最前線や特攻基地の片隅で、ひそかに忍ばせた一冊が、教室から駆り出された学徒たちにより寸暇を盗んでむさぼり読まれた。（戦地では書物を持っていること自体が厳罰の対象で、許されるのは、万葉集・葉隠 […]